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日曜日に打合せして、業者に無理を言って超特急にて見積を出したのが木曜日。
合計税抜き300万円。
まあ少し割高だが、やる気満々なのだから商談の土俵に乗るだろう。
だってあれもこれもやりたいのだからこれぐらいの予算はあるはず。
翌日、携帯に電話が入った。高まる鼓動。
「あ、もしもし見積ありがとうございました。いやーこれもう少し負けてくれませんかね。」
「ありがとうございます。もちろん勉強しますよ。」
「ありがとう、では100万くらい値引きできる?」
「!!!(それは無理すぎるよー)それは少し厳しいかと。。。」
「そうですよね。無理を言ってすみません。
お世話になった貴方を信頼してるし、ここまで来てしまった以上は必ず依頼しますから、
なんとか値引きよろしくお願いしますよ。」
「ありがとうございます。金額の方は努力しますのでよろしくお願い致します。」
いやー、想定内だけどちょっとびっくりしたな。
このお客さん人当たりもよくとても良い印象の方なのに。
でもお金に関してはかなりシビアかも、これは少し攻略方法を変えないとな。
そして運命の土曜日にその連絡がきた。
”土曜日のお昼に、携帯に着信があった。
2か月前からリフォームの商談をしているお客さんだ。様々なことが頭をよぎる”
part1の冒頭に戻る。
「あのー、思ったんですが。貴方の力では私の希望する金額にすることは
無理でしょ。無理ならこの話ご破算にしましょうよ。」と声の感じが違う。
「???? あれ、昨日と話しが違うな、どうしたのかな。。。」
話をまとめると、私の見積は高すぎて話にならないし他にも業者がいるから
私の会社に拘る必要はないのでこの話はキャンセルにするということだ。
「物ではなく人で買う」
基本、お客様の立場になり、真摯に接し信頼を得る事が受注に
繋がる鉄板パターンだったが、今回はそれが通用せず
逆転負けを食らった事になった。
受注ほぼ決定だった件が簡単にひっくり返った本当の理由は謎のままだ。